介護職に就いている人は、精神的にも身体的にも疲れやストレスがたまりやすいと言われています。排せつや入浴の補助といった身体的負担は増え、1人で夜勤を担当することも。さらに、利用者や職場の同僚との人間関係も維持しなければなりません。職場の運営方針によっては休日出勤の教養もあったりと、低賃金なうえに労働環境が厳しい場合もあります。そのため、介護職業界は常に人手不足であり、介護職に就いている人の疲れやすさは増すばかり。疲れた状態では仕事が余計に辛くなり、酷くなると日常生活にも支障が出かねないため、なるべく疲れはとっておきたいところです。

疲れた時の対処法として、一番大切なのは抱え込まないこと。信頼できる職場の同僚に相談すれば、抱え込まないうえに適切なアドバイスをもらえることもあります。ノートやスマホなどに思っていることをそのまま書き出すのも良いでしょう。身体が元気だったとしても、精神が疲れていてはできることもできなくなります。全て吐き出して、最後に良かったことや嬉しかったことで締めくくるのがおすすめです。好きなことなど自分なりのリフレッシュ方法が決まっている場合は、積極的に行うと良いでしょう。ただし、生活リズムを崩さない範囲で行うのが大切です。

身体的な疲れをとるには、十分に身体を休める必要があります。精神的なリフレッシュを優先しすぎて身体がダメになっては本末転倒。睡眠は、精神的にも身体的にも疲労を回復するので非常に大切なことです。職場の環境がよくない場合は、思い切って転職を考えるのも良いかもしれません。